浪人は苦痛でしかないのか?元浪人生が語ってみた【浪人生の過ごし方】
こんにちは。
今回は『浪人は苦痛でしかないのか?』というテーマでお話しようと思います。
まず、筆者のプロフィールについてはこちらをご覧ください。
今回の目次です。
- 1.このテーマを選んだ理由
- 2.『浪人は苦痛でしかないのか?』の結論
- 3.筆者が浪人生活を楽しめた理由
- 4.浪人して変わった価値観
- 5.とはいえ
1.このテーマを選んだ理由
なぜこのテーマについて書こうかと思ったかというと、検索ワードで「苦痛でしかない」というワードがかなりよく使われていたからです。
何故この検索ワードがよく使われているのかは疑問ですが、分からなくもありません。
当時高校3年生だった筆者も、正直浪人についてはマイナスイメージしかありませんでした。
「過酷」、「受からない」、「時間の無駄」など、世間の浪人に対するイメージはかなり悪いですよね💦
「浪人」という語源も元々は「本籍を離れ住みかを定めずさまよい歩く人、流浪人」(語源由来辞典)という室町時代の言葉らしいので、言ったら無職ですね…
世間の浪人生に対するイメージは総じて悪いですが、筆者はこのイメージについては半分当たっていて半分間違っていると思います。
2.『浪人は苦痛でしかないのか?』の結論
本記事の結論を言うと、答えは「NO」です。
確かに苦痛はあります。
しかし、筆者にとって浪人生活はそれと同じくらい「楽しくて充実している生活」でした。
ここでいう「楽しい」というのは「友達と遊んで楽しい!」の楽しいとは違う楽しさです。
「苦しんで苦しんで勉強して、少し成績が伸びて楽しい!」というちょっとMっぽい楽しさです(笑)
学生生活だと、部活などで何かを達成した時の喜びと似ていると思います。
正直勉強しなくて良いならしたくないし、ダラダラしてゲームしたり旅行に行ったりしたいです。
でも、この競争社会で学生の頃にそんなことばかりしていたら将来99%没落します。
当時高校生だった筆者は「闇金ウシジマくん」とか「カイジ」を観て漠然とした恐怖心を持っていましたが、社会人を目前に控えた今、流石にそこまで大袈裟酷くはないですが、「社会って普通に厳しい」と感じています。
なんというか、じわじわとした厳しさです。
そう考えると、
「特に何の特徴もない(寧ろコミュニケーション能力が低い)筆者が勉強しないという選択肢無くね?」
という結論に達し、ある意味覚悟を決めることが出来ました。
3.浪人生活を楽しむ心構え
先ほど、「勉強しないという選択肢が無い」=「勉強するしかない」という結論に達して覚悟を決めた筆者ですが、その後は自然と「勉強を楽しむメンタリティ」を作り始めました。
元々サッカーの本田圭佑選手や映画の「ロッキー」など、努力、根性系のジャンルは好きだったのですが、浪人生の間はその傾向をさらに強めました。
「本田圭佑」、「ロッキー」、「ビリギャル」、「ドラゴン桜」、「ナルトのロックリー」、「アイシールド21」など、
【努力】→【成功】などの話を暇さえあれば観たり聴いたりしていました。
一見どうでもいいように思えますが(本当にどうでもいいのかもしれない)、僕にとっては大切なことだったと思います。
こういった物語を通して「努力はカッコイイ!」という価値観を自分の中につくれたからこそ、1年間の受験勉強を頑張れたのかなーと考えています!
4.浪人して変わった価値観
浪人して良かった点としては、少し「価値観が変わった」と思えることです。
浪人する前は普通に学生生活を送って普通に高校受験して進学するという、所謂普通のレールの上を歩いている感じでした。
でも一方で、社会には、不登校になったり、留年したり、退学したりする人も大勢居ます。
浪人は不登校や退学とは違いますが、それでもレールの上から外れるという意味では同じです。
そういった期間を経たことで、「人生多少ミスってもどうにかなるな」というちょっとしたゆとりが持てる様になった気がします。
5.とはいえ
僕は苦しみながらも浪人生活を楽しめたと思っています。
でも、ぶっちゃけこれは「第一志望に合格出来たから言える後付け」です。
今振り返ると「浪人して良かった」と心から思えますが、当時の僕にそんなことを思う余裕はありませんでした。
あくまでも浪人は「より良い大学に合格する為の期間」であるので、受験勉強に専念して第一志望に合格することが最優先です。
それを考えて、「第一志望合格への気持ち」が「苦痛」を上回れば最終的には「浪人は楽しい!」と思えるのだと思います!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
僕が浪人を決断した理由についてこちらの記事で話しているので良ければご覧ください!
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では!